土方良子プロフィール
心のつながりコーチ
心のつながりコーチ
コーチングネットワーク静岡代表:
保育士歴15年:幼稚園教諭歴3年:
ICF国際コーチ連盟マスター認定コーチ:
生涯学習開発財団認定マスターコーチ:
コーチ・エィ CTP(コーチトレーニングプログラム)認定メンタークラスコーチ:
あなたの強みを見つけて、自分らしく豊かに生きるサポートをしています。今までに500人以上の方をコーチングした実績と長年、教育・福祉に
携わっている経験を活かし、クライアントさんが自らの力で幸せになっていくお手伝いを
しています。コーチには守秘義務があるので、安心して自分のことを話すことができます。

2014年05月20日

何かを手に入れるためには

おはようございます。土方良子です。

何が良い悪いってことではないでの、そういう考え方もあるのね程度でお読みください。

夫がいろんな仲間、関係者と話した中で、思ったことを私に話してくれました。


「何かを得るためには、捧げものが必要なんだって。

例えばマラソンで良い記録を出したいとか、この大会を狙っていくとか、どうしても手に入れたい目標がある場合、それを手に入れるためにどれだけ捧げものができるか。

全中(全国中学校体育大会)を狙うには、それなりの捧げものが必要なんだよ。
日々、どれだけその大会に向けて練習しているか。」


「でもね、全中に行くような子たちって、運動だけじゃなくて頭も良いと思うんだけど。
文武両道ってやつね。
運動だけに捧げものしているとは思えないよ。」


「そうなんだよね。
つまり、運動もできて、頭もいいって子は、それだけ捧げものが多いってこと。

例えば部活を頑張たっから疲れたので寝よう・・・なのか、疲れているけれど、勉強もしようと言ってやるのか。

本人はものすごく大変だと思うよ。
部活も頑張り、勉強もするってことは、遊ぶ時間とか自由時間が無いわけだから。
手に入れたいものがあればあるほど、捧げものは多くなるからね。

で、そういう生活を本人が楽しいと思っているかが大事なんだよね。
いやいややらされている状態では続かないから。」


「そうか~。
捧げものって面白い表現だね。」


「でも、周りの人たちは、みんな言っているよ。
手に入れたいものがあるなら、捧げものをどれだけできるかって。」


「全中に出るために、捧げものをするのは素晴らしいと思うけれど、全中が手に入ったら、次はどうなるの?」


「そこだよね。
次はどうするのか?

例えば高校を選ぶ時も、高校で何がしたいのか。
そしてその先は何がしたいのか。

例えばテニスにしても、強い高校に入ったとするよね。
確かにみんな上手い人ばかりで一見凄いと思うかもしれない。

でも実際は、うまい選手だけが試合に出ていて、それほどでもない選手は3年間1度も大会に出られないってこともあるんだよ。
そしたら何のためにその高校に入ったの?ってことになるよね。

テニスがしたくて入ったのか、強い高校だから入ったのか。」


「確かに。」


「その道で頑張るために、わざわざ家から遠い高校を選んだのに、実際は大会に1度も出られないって場合もあるよね。
でも、それだって何かを得るために捧げものをしたってことなんだよ。

で、本人がそれで満足しているならいいんだよ。」


何かを得るために、何かを犠牲にするって言葉は聞いたことがありましたけど、捧げものをするってのは新鮮でした。

自分自身を振り返っても、音大を目指そうと思った時、そう言えば捧げものを沢山したな~と思いました。

お金と時間。

グランドピアノや防音室を購入したり、レッスン料がハンパない。

そして毎日8時間の練習は当たり前。

時間があれば、いつもピアノに向かっていましたからね。


それだけ捧げものができたのは、やっぱりピアノが好きだからなんですよね。

好きじゃなきゃ、やれません。


夫と、娘のことで会話した内容でした。


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Posted by 心のつながりコーチ at 07:00 │子育て